事務所探訪
守口の姉御「高木るりこ事務所」

「司法書士・行政書士 髙木るりこ事務所」 髙木るりこ先生

「髙木るりこ事務所」は、皆さんよくご存じのとおり、京阪電車「守口市駅」から徒歩10分、「法務局 守口出張所」のすぐそばのビルの1階にあります。平成8年に、今の事務所を開設されました。青い文字の素敵な看板が、道行く人の目をひきつけ、関心をひきます。自動ドアが開くと、執務室と相談スペースがある、すっきり整ったお部屋が広がります。

落ち着きのある相談スペースにて、髙木先生にお話をお伺いしました。

1.司法書士の経歴

昭和59年に司法書士試験を合格、昭和60年2月に司法書士の登録をされました。20代で合格・開業された当時、北大阪支部には、女性の司法書士の方々が4、5人しかいらっしゃらなかったそうです。今も現役の他谷先生(守口市)、栗山先生(枚方市)です。

令和元年で司法書士暦35年、実務経験も抱負で、長年、支部の理事等の役員を歴任されている、北大阪支部のマドンナ先生です。

1.司法書士になろうとしたきっかけ

美術系の短期大学を卒業後、門真市の「中埜司法書士事務所」に3年半ほど勤務され、実務経験を十分に積まれた後、司法書士の資格を取得するため、退職されました。約1年間、受験のための学校に通う中、よき友に巡り会い、お互いに切磋琢磨して、勉強を続けられたそうです。

なんと、髙木先生は司法書士試験一発合格の超優等生です!!

一発合格の秘訣は、「実務経験と法律の解釈を結びつける発想力が養われたからだと思う」とおっしゃっていました。

なるほどなお言葉ですが、誰にでもできることではない神技です。

そして、昭和60年10月には、行政書士試験にも合格され、行政書士の登録もされています。会社関係の仕事では、行政書士と司法書士の両方の資格を持っていると、一元的に仕事ができるから重宝していると、おっしゃいました。

1.司法書士になりよかったこと

「お客様に喜んでもらえることが一番」、とすぐにおっしゃいました。

「先生に相談してよかった」「気持ちが楽になりました」と言って、お客様がすっきりした顔になって帰られる姿を見送ると、司法書士になってよかったと、実感されたそうです。

また、『お客様から「ありがとうございます」と言われて報酬を頂ける』、こんないい仕事はないなあと思われたそうです。

司法書士は女性が活躍できる職業でもあり、「自信をもって自分が喜べる仕事をして、お客様にも喜んでもらう」、そういう仕事を続けていくと、自然と次の道につながると、おっしゃっていました。

また、事務所の看板の名前を「フルネーム」で掲げたところ、女性のお客様の相談が格段に増えたとおっしゃいました。お客様が女性の場合、女性の司法書士に相談したいなあと思われる方が、少なからずいらっしゃるそうです。

1.力を尽くした大変だった仕事

「1坪の土地の所有権についての裁判」は、自分でもすごく頑張った、思い入れのある仕事だったとのことです。

事件の概要は、相談者が所有する土地の一部ついて、公図に間違いがあり、公図上の地番が作成され、当該地番の登記簿謄本に別の所有者が記載されたことにより、登記簿上の所有者が所有権を主張して、相談者に対して明渡請求の訴えを提起したので、相談者は「時効取得」による所有権の取得を主張して反訴したものです。

当該裁判において、法務局で取得できる書類はもちろんのこと、市役所の書類や航空写真等の考えられる限りの証拠収集を徹底的に行い弁論した結果、相談者は時効取得の主張を認められました。

後日談ですが、相手方の弁護士の先生から、「何か不動産でややこしい案件があったら、髙木先生に仕事をお願いしたい」と言われたそうです。それだけ、髙木先生の徹底した仕事に対する姿勢に、感服されたのではないでしょうか。

1.事務所の大切なもの

「もちろんスタッフです。」と即答されました。

髙木先生の頼りになる右腕の小谷先生とは17年のお付き合い、事務員の方とは23年のお付き合いになるそうです。長年苦楽をともにされてきた、心強く頼もしいスタッフです。

1.支部の思い出、いいところ

〇支部の思い出

家族や補助者も一緒に参加できた一泊旅行は楽しかったそうです。下呂温泉等で豪華な旅館に宿泊できてよかったとおっしゃっていました。

〇支部のいいところ

たくさんあるなあと笑ってらっしゃいました。

「支部長が立派で尊敬できる」

「まとまったいい支部で、総会等の出席率がよい」

「人柄がよく、まじめな人が集まっている」

1.休日のお楽しみ

「ゴルフ」 「お茶」

髙木先生はお茶の先生の免状を取得していらっしゃいます。
お茶のお稽古をしているときは、雑念にとらわれず無になれるそうです。
お茶は、「一期一会のおもてなしの精神、正解がなく、奥深いもの」と教えて頂きました。

1.支部の皆様へ

最後になりましたが、髙木先生から支部の皆様へのお言葉を頂きました。

「自分だけ儲けたらよいのではなく、司法書士の誇りをもって仕事をして欲しいです。自分たちで自分たちの値打ちを下げることは、決してしないで欲しいです。」とのことです。

司法書士として第一線を走ってこられた髙木先生の貴重なご意見は、皆さんの心に響くのではないでしょうか。

いつもおしゃれで華やかな髙木先生は、いつまでもあこがれです。

お話をお伺いして、「司法書士の仕事は、やりがいがあって、人のためになれる仕事である」と改めて思いました。長年、「お客様のために何ができるか」、「お客様にとってよりよいものは何か」を追求され実践されてきた、髙木先生の仕事に対する真摯な姿勢に、尊敬の念を抱きます。

今年で司法書士の仕事を一段落するとおっしゃっておられ、これからの目標は、「豊かな老後を送りたい」とのことです。新しい目標をお伺いして、素敵だなあと思うとともに、少し寂しさを感じました。私は、以前に、髙木先生に優しい言葉をかけてもらって、嬉しく思ったのを、覚えています。多分、同じような経験をされている先生方がいらっしゃると思います。

これからも折に触れて、髙木先生の仕事に対する姿勢や人との関わり方が、私の目標になり、指針になるのだと思います。

 

髙木先生、お忙しい中貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。

 

追記:髙木先生が保管されていました支部の広報部等の資料をお預かりしました。以前発行されていました、歴代の広報部長の力作「キタオオサカネット」もあり、充実した内容が盛りだくさんです。今後、支部の皆様にもホームページで見て頂けるよう考えています。お楽しみに!!

 

(広報部 足立)